今年はお金とちゃんと向き合うぞ!
と決めていたので、受験してみました。
試験勉強は、ドラッグストアで勤めていた時に受けた〈登録販売者〉試験以来、約13年ぶり!
大人の本気の勉強スタート!
勉強期間約2ヶ月で合格できました^^
それも、テキストとかは買わず、一切お金をかけずに勉強することができました。
時代~(IKKO風)←古い?
FPって?
FP3級、正式名称は
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級
です。
勉強し始める前は、
FP=保険屋さん
と思っていました。
「保険売りつけてくる人!」って嫌なイメージすらありました(笑)
でも、Youtubeチャンネル《リベラルアーツ大学》の両学長がよく言うのです。
「FP3級と簿記3級は、お金の世界のひらがなカタカナ」
実はFP3級って、一般の人にも役立つ知識が詰まっているんです。
毎日勉強、1日何時間も、はできなかった
勉強期間2ヶ月とは言っても、最初の1ヶ月は2~3日に1回、それも1時間くらい…という日々でした。
たまに仕事が休みの時に3時間くらいやる…
そういう感じでした。
後半1ヶ月も、スキマ時間の勉強だけで、まとまった勉強時間をとることはありませんでした。
それでも合格できるなんてと、自分でもびっくり。
使ったのは、Youtubeと、過去問が載っているサイト。
この2つだけでした!
FP3級の概要
勉強方法の前に、FPについてサラッとご紹介します。
試験の目的と対象
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級は、
個人や家庭の資産管理、金融商品の選択、税金や保険の知識など、基本的なファイナンシャルプランニングのスキルを認定するための試験
です。
保険屋さんや金融機関の人はもちろんですが、日常生活においてのお金に関する基本的な知識を身につけたい一般の人も対象となります。
試験内容
以下の、6つの分野に関する基本的な知識が問われます。
- ライフプランニングと資金計画: 生活設計や収入・支出の管理、貯蓄計画など。
- リスク管理と保険: 生命保険や損害保険の基礎知識。
- 金融資産運用: 株式や債券、投資信託などの金融商品の基礎。
- タックスプランニング: 所得税や住民税などの税金に関する基礎知識。
- 不動産: 不動産の購入や賃貸、管理に関する基本事項。
- 相続・事業承継: 相続税や遺産分割など、相続に関する基礎的な知識。
自分たちの生活に関係するものばかりなんですよね。
義務教育にしてほしいくらいです。
出題数と形式
学科試験と、実技試験の両方の合格が必要です。
- 学科試験:90分 問題数60問
- 実技試験(資産設計提案業務):60分 問題数20問
全て選択式、合格基準は60%以上の正解です。
原則としてCBT(Computer Based Testing)方式で実施されます。
全国各地にあるテストセンターに行って、用意されているパソコンを使って試験を受けるって方式です。
同じテストセンター内では色んな試験を受けている人がいます。
わたしが行ったときは、英検や、世界遺産検定なんかを受けている人もいました(笑)
Youtube《ほんださん/東大式FPチャンネル》で基礎固め
最初の1ヶ月は、Youtubeチャンネル《ほんださん/東大式FPチャンネル》を観て勉強しました。
このチャンネルの〈FP3級爆速講義〉を順番に観る、繰り返し観る。
それだけです!分野ごとに、合格に必要な情報だけをぎゅっと詰め込んだ動画たちです。
ほんださん、初心者でもわかりやすいように具体例を交えながら説明をしてくれたり、冗談も真顔で言ったりと、ただ観ているだけでも結構面白いです。
視聴中、何度もフッと笑ってしまいました。
相続のところで登場する、キャバクラのアイちゃんのお話が個人的にはお気に入りw
まず1回目は、FPの雰囲気と流れを知るために流し見。
2回目以降は、メモをとったりしながら頭に入れていくようにしました。
《FP3級ドットコム》の過去問道場で実践力をつける
このサイトには、2008年以降の過去問が掲載されています。
全部やるなんてとてもじゃないけど無理なので、過去3年に絞ってひたすら解きました。
このサイトの個人的な一番の魅力は、なんといっても
スマホを使ってクイズ感覚で気軽にできる
です!
電車での移動中、夕飯後のスキマ時間など、ついついスマホでSNSを開いてしまうような時間
その時間を、全て過去問道場をやる時間にしました。
一問一問正解不正解が表示され、解説が読めます。
正答率がメーターで表示されていくので、なんとか正答率をあげていこうとゲーム感覚でした。
間違えたら解説を読み、ほんださんのYouTubeで確認をする。
そして、歩いているときや、家事をするときなど、耳だけが空いているときにはほんださんのYoutubeを耳だけで聴く。
過去問でアウトプットし、ほんださんのYouTubeでインプットする…
この繰り返しでした。
最後の1ヶ月、ずっとスマホと向き合いっぱなしで、机に向かって勉強なんて一度もやりませんでした。(笑)
過去問をやるときのコツ
初めて過去問をやったとき、あまりにできなくて心が折れました(笑)
この過去問道場、問題ごとに
- 簡単
- やや簡単
- 普通
- やや難しい
- 難しい
の5段階に分類されています。
なのでまずは、「簡単」と「やや簡単」だけにチェックを入れて、その問題を覚えるくらいの勢いで繰り返しやって、成功体験を積むようにしました。
そしたら、だいぶ問題の形式にも慣れてきて、「普通」「やや難しい」の問題にも進むことができました。
難しい問題は捨てた
FP3級の合格基準は、6割以上の正答です。
結構甘くないですか?(笑)
「難しい」レベルの問題は、聞いたことないものが多くて
「ほんださん、こんなこと一言も言ってなかったよ〜( ; ; )」
みたいなものばかりです(笑)
これに時間をかけるよりも、「簡単」〜「普通」の問題を確実に取れるようにした方が効率が良いかなと判断して、
難しい問題は、捨てました!
結論、十分な勉強方法だったと思います。
誰もが受けた方がいい、FP3級
FP3級は、すべての人が持っておいた方がいいお金の知識がギュッと詰まっています。
お金の問題は、生きていたら逃げられないもの。
自分のため、家族のためにもなるので、万人が受けたらいいとおもう資格だなぁと、今回受験して感じました。
みなさんもぜひ、いかがですか?^^